外壁塗装の依頼した業者が悪徳業者で、手抜き工事をされてしまうといった事態は避けたいものですよね?
そのような事態を避けるために、悪徳業者の手口を知っておく必要があります。
今回は悪徳業者がどのような手口で、どのような対策を取ればよいのかご紹介いたします。
■悪徳業者の塗装とは?■
一般的に外壁塗装は下塗り⇒中塗り⇒上塗りの3回塗料を塗るのですが、悪徳業者の場合は塗料を塗る回数を減らすことによって経費を削減し、儲けを大きくしようとします。
また、それら以外にも手抜き工事していることがありますので、いくつかご紹介いたします。
◎養生しているか?
養生というのは塗料を塗る必要がない部分にビニールを貼るなどして、汚れないようにする作業です。
きちんと養生をしているか確かめましょう。
◎希釈割合は守っているか?
塗料の希釈割合はメーカーによって決められています。
それを下回る割合だと、塗料の効果を発揮できないことがあります。
◎塗装間隔は適切か?
下塗り⇒中塗り⇒上塗りの3回塗料を塗るには、それぞれ塗料を塗り重ねる際に間隔を開ける必要があります。
また、その間隔は気温や湿度によって変化するので注意が必要です。
これらのように悪徳業者は様々なことで手抜きをして、経費を削減し、儲けを大きくしようとしますので気を付けましょう。
■説明を受ける必要性とは?■
悪徳業者の塗料の塗り方を知っておくと、実際に説明の際にこれらの点はどのように作業をするのかなど質問ができます。
また、説明を受けておくことでその説明と違った内容の作業をされたときに対策ができます。
■悪徳業者の営業方法とは?■
ここまで悪徳業者がどの部分で手抜きを行うのかということについて説明しましたが、そもそもどのように営業してくるのかもご紹介します。
主に二つあり、『契約を急がせること』と『不安を煽ること』です。
例えば、悪徳業者の社員が「この外壁は老朽化が進んでいて、今すぐに工事をしないと大変なことになる!」といって工事に緊急性と必要性が高いということアピールしてくることです。
専門家を名乗る人から言われると、すぐにでも契約を結ぼうとする方が多いので気を付けてください。
今回は悪徳業者の手口の一端についてご紹介いたしました。
手抜き工事をされると、耐久性や外観に問題が出てきてしまいます。
そのため、しっかりとした業者選びをするためにも、即契約ではなく一旦止まって熟考する事で、安心な外壁塗装を成功させましょう。