「外壁の汚れが目立ち始めてメンテナンスが必要なため、外壁塗装について詳しく知りたい」

「外壁塗装をするにはどれくらいの費用がかかるのだろうか？」

「費用の内訳について教えてほしい」

このように、外壁塗装について疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。

初めて外壁塗装を行う場合、わからないことばかりで大変ですよね。

外壁塗装は安くない住宅のメンテナンスのため、後悔しないためにも費用はとても大事なポイントです。

そこで今回は外壁塗装の費用の相場について解説します。

ぜひ参考にしてみてください。

■費用の内訳

外壁塗装にかかる費用は大きく4つに分けられます。

1つ目は塗料などを含む材料費です。

塗料などの材料は目に見えやすいため想像しやすいでしょう。

材料費は全体の20パーセントを占めます。

2つ目は足場の設置に関わる費用で、全体の20パーセントほどです。

また、人件費やその他の費用などがかかります。

それぞれ、全体の30パーセントを占めます。

以下では、どのようなものがそれぞれの項目に含まれるかを詳しくご紹介します。

◎材料費

外壁塗装における材料費には塗料だけではなく養生テープや飛散防止ネットなどが含まれます。
養生テープは塗装を行わない部分を覆って、汚れてしまうことを防ぐために使う道具です。
また、飛散防止ネットは足場に貼って塗料が飛ぶことや職人の転落を防止します。
隣の住宅と距離が近い場合、塗料が飛んでしまうとトラブルの原因にもなるため、飛散防止ネットはとても重要な道具です。
例に挙げた以外にも外壁塗装で使われるすべてのものの費用が材料費に含まれます。

◎足場代

足場代は外壁塗装の費用全体の20パーセントを占めます。
足場代が高いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、安定した足場でないと丁寧な作業が行えないため、塗装の失敗にもつながります。
そのため、足場は外壁塗装において必要不可欠であると言えます。

◎人件費

塗装を行う職人にかかる費用です。
経験の豊富さによって費用が異なる場合があるかもしれません。
また、塗装工事が長引けば長引くほど、その分人件費もかかってしまいます。
そのため、ベテランの職人に手早く作業を行ってもらうことで、人件費を抑えられるかもしれません。

◎その他の費用

その他の費用には塗装業者の方が現場まで来るための移動費や事務作業の経費などが含まれます。

■外壁塗装にかかる費用の相場

◎30坪戸建ての相場

住宅の大きさによって、外壁塗装の費用は変わります。
今回は、30坪戸建ての住宅を基準に相場をご紹介します。
30坪戸建ての費用の相場は、50～100万円ほどです。
相場にも大きな幅がありますが、費用は選ぶ塗料によって大きく異なります。
以下が、一般的に外壁塗装で使われている塗料です。

・アクリル系塗料
・ウレタン系塗料
・シリコン系塗料
・ラジカル系塗料
・フッ素系塗料

上から価格が低い順に並んでいます。
一番価格が低いのはアクリル塗料ですが、耐用年数が短く、数年で塗り直しが必要になる可能性があります。
コストパフォーマンスは良いですが、耐用年数を気にする場合はおすすめできない塗料です。
耐用年数が長い塗料を選ぶことで、次の塗り替えまでの期間が長くなり、長期的な視点で考えると結果的にお得になる場合があります。
そのため、価格だけでなく各塗料の特徴も考慮して、塗料を選ぶことをおすすめします。

◎費用の計算方法

外壁塗装の費用の目安は計算で求められます。
費用を求めるためには、以下の項目も求める必要があるためそれぞれの求め方もご紹介します。

・外壁の面積
・塗料の使用量

外壁の面積は、すなわち塗装をする面積です。
外壁面積は「延坪×3.3（1坪＝3.3平方メートル）×係数」で求められます。
係数は約1.2～1.7の範囲が、外壁塗装工事の場合、用いられます。
実際に一般的な係数は1.2のため、1.2を当てはめると良いでしょう。
次に求める数字は、塗料の使用量です。
「0.11～0.17（1平方メートルあたりの塗料の使用量）×外壁面積」で外壁を塗るのに必要な塗料の量を求められます。
この塗料の使用量をもとに、選ぶ塗料の種類に合わせて塗料代金が求められるでしょう。
材料費は、外壁塗装にかかる全体の費用の20パーセントを占めます。
実際は養生シートなども材料代に含まれるため誤差は生じますが、塗料代金を5倍することで、外壁塗装にかかる費用の目安がわかるでしょう。
あくまで今回ご紹介した計算方法は簡易的なものであるため、より具体的な金額を知りたい方は業者に見積もりを出してもらうことをオススメします。

今回は外壁塗装にかかる費用についてご紹介しました。

費用の相場・内訳・目安となる金額の求め方をお分かりいただけたと思います。

外壁塗装をする際は後悔しないためにも費用面も含めて参考にしてみて下さい。

詳しい料金を知りたい方はいつでもお気軽にクリエイションペイントまでご相談ください。