
シロアリと聞いて良いイメージを持つ方はいないと思います。
外壁塗装は10年に1度のメンテナンスが必要なんて言われていますが、その同じタイミングでシロアリ対策も10年に1度は必要と言われています。
なので、現地調査にお伺いした際には見積書に防蟻工事の金額も入れてくれと言われる事もたびたびございます。
そこで今回のコラムではシロアリの発生する原因についてご説明したいと思います。
■シロアリの由来
シロアリは以前は温暖な南の地域で発生していましたが、最近は地球の温暖化が原因して、一部を除いた日本全国で発生が見られるようになりました。
木造住宅は新築時において地面から1mの範囲で防腐措置がされているので、薬剤の効果があるうちはシロアリの発生はあまり見られません。
薬剤の効果が薄れる建築後10年を過ぎたころから、住宅によってはシロアリが発生することがあります。
シロアリは家の柱や床下の木材を食べるので、建築の耐久性に悪影響を与えます。
餌となる木材があることと、床下の湿気が原因で発生することが良くあります。
■シロアリの発生の原因
シロアリは雨漏りや水漏れで木材が腐食した部分に発生しやすく、単にシロアリを退治しただけでは発生は止められません。
敷地そのものが湿気の多い場所で、床下の換気孔が少ない場合もシロアリは発しやすくなります。
湿気がたまりやすい敷地の場合は通常よりも多めに床下換気孔を設ける必要があります。
雨水の浸入の他、水道管や下水管に水漏れが無いかどうかも確認する必要があります。
シロアリは4月から6月の間に大量に表面に出て来る習性があり、慌てずに対応することが肝心です。

今回はシロアリについてご説明させて頂きました。
油断してしまうと家の躯体に悪影響を及ぼす大変な害虫ですが、事前にしっかりと予防策を張っていれば問題なくシロアリの発生を防ぐことが出来ます。
シロアリの防蟻工事をお考えの方はお気軽にお問い合わせください。
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