外壁塗装において《遮熱塗料》というものをご存知ですか？

言葉自体はよく聞くものの、それがどのような機能を持っていて、どのようなメリットがあるのかということまで知っている方はそう多くないのではないでしょうか。

そこで今回は、《遮熱塗料》の概要とそのメリットについてお話していきます。

■遮熱塗料とは？■

ズバリ、「太陽光の赤外線を反射」して室内の温度上昇を抑えることができる塗料です。

普通の塗料では太陽光による熱がそのまま外壁を通して伝わってくるため室内の温度が上昇してしまいますが、遮熱塗料を使うと赤外線を反射させるため気温上昇を抑えられます。

よく似た言葉で断熱塗料というものがありますが、これは「熱を伝わりにくくする」ことで室内の温度上昇を抑えることができる塗料です。

■メリット■

☆夏の暑さを軽減☆

太陽光の赤外線を反射するため、夏などの暑い季節でも普通の塗料よりは温度が上がりにくく快適に過ごせます。
どの塗料を使うかによって異なりますが、おおよそ2～3度ほど温度に差があるといわれています。
夏場の暑い中での2～3度はかなり大きいのではないでしょうか。

☆光熱費の削減☆

夏場の室内の温度上昇を抑えることによって、光熱費を削減できる効果が期待できます。
夏場はエアコンをつけることが多くなるため、光熱費が大きな負担になっているという家庭も多いのではないでしょうか。
しかし《遮熱塗料》を使うことによって、光熱費を削減できるのです。

☆補助金・助成金の対象☆

お住まいになる自治体によっては、エコロジーの観点から《遮熱塗料》の利用によって、リフォームの補助金が交付される場合がございます。
通常の塗料に比べ、《遮熱塗料》は少し割高になりますが、こうした制度を利用してお得に外壁塗装工事を行う事が出来ます。

今回は《遮熱塗料》の概要とそのメリットについてお話してきました。

《遮熱塗料》は太陽光の赤外線を反射して、室内の温度の上昇を抑えることができる塗料のなので、これを使うことで通常の塗料にはないような様々な効果が期待できます。

次回の外壁塗装の選択肢に《遮熱塗料》を入れてみるのはいかがでしょうか？