屋根にサビやヒビ割れができてしまった方はいませんか?
現在は雨漏りしていないし、メンテナンスをしなくても実害が出てくるまで大丈夫ではないかと考えている人もいるかもしれません。
しかし、屋根の劣化を放置していると様々なデメリットが発生します。
今回は屋根の劣化を放置した際に生じるデメリットをいくつか紹介します。
■見た目が悪い
これは最も目に見え、認知しやすいものではないでしょうか。
単純にヒビ割れや穴が空いている屋根は見た目が良くないですよね。
実際に住んでいる家の屋根を見る機会はあまりないので気づきにくい方もいるかもしれませんが、周囲の家や歩行者から見ると明らかなものかもしれません。
建物の屋根は建物自体の印象を大きく左右する要素の一つだと言われています。
屋根を美しい状態に保つことが建物自体を美しく、耐久性のあるものとするために重要なことだとも言えるかもしれませんね。
■建物全体が劣化
屋根の印象が建物の印象となるだけでなく、屋根の劣化は建物の劣化につながります。
例えば、屋根にサビやヒビ割れができることによって、その屋根から雨が外壁の中へと流れ込んでしまったり、建物内部に湿気やカビを侵入させたりといった現象が生じてしまいます。
屋根の劣化を放置してしまった結果、外壁の工事やその他の色々な箇所の工事が必要になってしまうかもしれません。
そうなってしまう前に屋根のメンテナンスを定期的に行うよう心がけることが大切です。
■後の工事が大変
屋根の劣化を放置していてもいつかは限界がきてしまいます。
まだ大丈夫、まだ大丈夫とメンテナンスを先延ばしにしてしまうと、最終的には劣化・腐食した屋根を撤去し、新しい屋根に取り替える「葺き替え工事」が必要になってしまいます。
これは、非常に時間と費用がかかるものです。
メンテナンスにかかる費用を抑える為に屋根の劣化を放置していたのに、結局何倍もの費用と日数が必要となってしまってはもったい無いですよね。
屋根が劣化してきたと感じたらまずは業者に連絡し、工事が必要な状態かどうかを確認してもらうのが良いと思います。
今回のコラムでは屋根の劣化をそのままにしていると生じるデメリットを紹介しました。
屋根の劣化を放置してしまうと、通常のメンテナンス以上の様々なデメリットが生じてしまうことに注意してください。