ご自宅の屋根にサビができて困っている方はいらっしゃいませんか?
「今は特に実害があるわけじゃないから良いか~」とそのままでも良いと考える方は注意!
一度でもサビができてしまうと自然にキレイになることはない上に、建物の劣化を引き起こす恐れもあります。
今回のコラムでは、屋根にサビができた時にすると良い屋根塗装の特徴と手順を紹介します。
■塗装の必要性とは?
どうして塗装しなければいけないのでしょうか?
理由は2つあります。
1つ目は家を塗装することで外観をキレイにすることです。
屋根の色を変更したり、同じ色で塗装し直したりすると、外観が綺麗になり、気分が上がるでしょう。
2つ目は家の腐食を防ぐためです。
サビや汚れをそのまま放置していると壁や柱が劣化しそこから雨漏りが発生するかもしれません。
雨漏りは家の腐食を引き起こす原因です。
そのため、塗装の一番の目的は防水対策を言えるでしょう。
日本は最低でも1年で80日は雨が降る国で、梅雨の時期はほぼ毎日雨が降ると言っても過言ではありません。
また湿度が高いのでどうしてもカビができてしまいます。
屋根塗装のサビを放置していると柱にも腐食が始まり、リフォームする時には非常に高いコストがかかるかもしれません。
そうなる前に屋根にサビができた時点で再塗装をすると、最低限の支出で済ませられるでしょう。
■屋根塗装の特徴について
屋根が傷む前に屋根塗装をすることで屋根の寿命を伸ばしたり、雨漏りを事前に防いだりできるでしょう。
また、屋根塗装をすることで冷暖房コストを抑えることにも繋がります。
夏には屋根から発生する熱を室内に伝わりにくくし、冬には室内の熱を逃げないようにして室内の温度を一定に保つ効果も期待できます。
そして、塗装の色によっても遮熱効果は変わります。
皆さんも体験したことがあるかもしれませんが、暗い色ほど日射反射率が低く表面温度が高くなり、明るく薄い色ほど日射反射率が高いため表面温度が低くなります。
自分の好きな色ということも大切だと思いますが、色の選び方は気をつけましょう。
塗装し直す時にはヤスリを使ってサビや屋根部分の汚れ、以前の塗装を剥がしてサビ止めを塗ります。
これをしてから塗装をすることによりサビの発生を抑えます。
この作業をせずにサビの上から塗装をしてしまうと、耐用年数が10~15年の塗装でもたった2、3年で替える必要があるかもしれません。
サビが一度発生し本格的に劣化が進んでしまうと、屋根そのものを替える必要が出てくるので事前に再塗装を行うことをオススメします。
■屋根塗装の手順
次に屋根塗装の手順の紹介です。
◎屋根を洗浄する
高圧洗浄機を使って屋根に汚れを落としていきます。
汚れが残ったまま塗料を塗ると塗装がすぐに剥がれる恐れがあるため、最初に汚れを落とします。
高圧洗浄機が使えない場所ではブラシを使って汚れを落とすのでご安心ください。
◎下地を処理する
先ほどもお伝えしたヤスリを使って以前の塗装を落としたりさびを取ったりすることを「ケレン」と言います。
「ケレン」をすることで、下地がキレイになるでしょう。
下地が綺麗になれば、塗料の密着度が強くなり長持ちします。
◎塗装作業について
屋根塗装の基本は3回塗りです。
最初に下塗りを行い、中塗りや上塗りをすることで定着しやすいでしょう。
下塗りが乾くと次に中塗りを行い上塗りへと続きますが、それぞれが乾いてから行うことが重要でしょう。
屋根にサビができてしまった時の対処法として屋根塗装の特徴と手順を紹介しました。
大事なご自宅なので少しでも長くお住まいになる為にも、10年に1度は必ず専門家に家を点検してもらう事をオススメします。
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