家を建てて築10年も経てば、もうそろそろ外壁塗装の塗り替えをご検討されているかと思います。
外壁は雨や砂埃、紫外線から守ってくれているため、経年と共にダメージが蓄積されることであらゆるところに不調が現れてきます。
外壁塗装は家の美観性だけではなく、お家そのものを大切に長持ちさせるために非常に重要なメンテナンスです。
特に外壁塗装を施す際、一体どんな塗料を選べばよいのか悩むことがあると思います。
そこで今回のコラムでは、外壁塗装において失敗しない塗料の選び方についてご説明します。
■塗料の種類と特徴
外壁塗装の塗料は基本的に大きく4つの種類があります。
・アクリル系塗料
アクリル系塗料とはアクリル系合成樹脂を主成分とする塗料全般を指します。価格の安さや発色の良さが特徴です。耐用年数は約5~6年です。
・ウレタン系塗料
ウレタン系塗料とはウレタン系の樹脂を主成分とした塗料全般を指します。弾性力があり柔らかく密着性に優れています。耐用年数は約7~10年です。
・シリコン系塗料
シリコン系塗料とは主成分である合成樹脂がシリコン系の樹脂でできている塗料を指します。撥水性に優れており汚れにくいことが特徴です。耐用年数は約8~13年です。
・フッ素系塗料
フッ素系塗料とは、塗料の主成分の樹脂がフッ素系の塗料を指します。何よりも寿命の長い塗膜を作ることができ、耐熱性・防カビ性・親水性などに優れています。耐用年数は約15~20年です。
■価格だけで考えない!
塗料を選ぶにはきちんと個人の目的に合った塗料を選ぶことが大切です。
大まかに基本的な4つの塗料を紹介しましたが、これ以外にも特殊な塗料も数多くあります。
当たり前ですが塗料によって特徴は全く異なるので、どの塗料があなたにとってベストなのか考える必要があります。
もちろん金額も重要ですが、塗装の範囲・色・付加機能・メンテナンス期間なども考慮する必要があります。
ご自身が何に一番こだわっているのかを明確にし、塗料の特徴と合わせて選ぶと良いでしょう。
■業者選びも大切
外壁塗装を成功させるためには、塗料選びだけではありません。
当然、施工する業者選びも重要です。
外壁塗装はある程度技術が必要なため、実績の浅い業者に依頼をしてしまうと、想像以下の仕上がりになることがあります。
その様な事態を招かないためにも、実績のある信頼できる業者に依頼しましょう。
今回のコラムでは、失敗しない塗料の選び方についてご紹介いたしました。
失敗しない為にも、必ず複数社から御見積を取り、お客様自身に合った塗料と業者を選ぶことが重要となります。
現在、千葉市や文京区を始め、関東圏内を中心にどこへでも伺わせて頂いております。
自宅や店舗のリフォームの相談や点検などお気軽にご相談下さい。