「外壁塗装の費用が安い業者が存在する理由を教えてほしい!」
「外壁塗装を安すぎる業者って安心なの?」
外壁塗装は人生で何度も経験することではありません。
そのため、外壁塗装業者を提示された費用だけで選ぶ方がいらっしゃいます。
しかし、業者を費用だけで選ぶとトラブルに巻き込まれ、あとで後悔するかもしれません。
そこで今回は安すぎる外壁塗装業者について解説します。
■安すぎる業者は危険!?
「弊社なら格安で外壁塗装できます!」
「現在キャンペーン中なので安くなります!」
という業者や営業マンには注意が必要です。
実際に依頼してみると、最終的な金額が相場とあまり変わらなかったり、手抜き工事をされたりする場合があります。
そのため、業者を金額だけで選ぶことはオススメできません。
費用を安くして契約を取る方法は悪徳業者が使う手口の1つだと認識しておきましょう。
■外壁塗装を安くできる理由
外壁塗装を安くできるには、必ず理由があります。
そこで、安くできる理由を3つ紹介します。
◎グレードが低い塗料を使う
グレードが低い塗料を使うことは悪いことではありません。
しかし、問題なことは見積書ではグレードが高い塗料と書いておき、実際はグレードが低い塗料で塗装することです。
グレードが低い塗料は価格が安い代わりに、耐用年数が短く、性能が低いです。
そのため、塗り替えのサイクルが早くなり、トータルでかかる費用は高くなります。
また、「当社のオリジナル塗料は安くて高品質です!」と言ってくる業者や営業マンも存在します。
オリジナル塗料とは、業者が相手先のブランドで製造するOEMというシステムで出している塗料で、一般に流通していません。
そして、知名度が低い塗料はインターネット上に情報が少なく、価格や品質を確認できないためオススメできません。
◎手抜き工事をする
費用を安くすると、工事の質を落とさないと業者は利益を確保できません。
工事の質を落とすには主に2種類の方法があります。
・人件費を削る
人件費は外壁塗装の費用の30%ほどを占めています。
人件費を削るために工事を簡易的に済ませて工期を短くしたり、配置する職人を少なくしたりします。
そうすると、仕上がりが悪くなったり、塗装が剥がれやすくなったりするため注意が必要です。
・材料費を削る
材料費は人件費と同様に、外壁塗装の費用の30%ほどを占めています。
材料費を大きく削る方法は、塗装する回数を少なくすることです。
一般的には、下塗り⇒中塗り⇒上塗りの3回塗りをします。
しかし、材料費を削りたい業者は2回塗りで済ませようとします。
また、塗料を規定より薄くして、材料費を削る方法もあります。
そうすると耐用年数が短くなり、すぐに塗り替えが必要になることが多いです。
◎後から請求する
安い業者に見せかけて、後から追加費用を請求される場合があります。
この場合は、見積書に書かれている内容が抽象的なことが多いです。
例えば、材料の単位を「一式」と書かれているなどです。
■悪徳業者に引っかからないために
悪徳業者に引っかからないためには安すぎる業者と契約しないことのほかに、複数の業者に見積もりしてもらうことがあります。
複数の業者から見積してもらうことで、外壁塗装の相場が理解できます。
しかし、「悪徳業者の営業に押し切られて契約してしまった」という方もいらっしゃるかもしれません。
その場合はクーリングオフ制度を利用しましょう。
クーリングオフ制度を利用することで、契約を無効にできる可能性があります。
今回は安すぎる外壁塗装業者について解説しました。
上記の通り、安くできるには必ず理由があります。
そのため、業者を見積金額だけで選ばないことをオススメします。
現在、千葉市や文京区を始め、関東圏内を中心にどこへでも伺わせて頂いております。
自宅や店舗のリフォームの相談や点検などお気軽にご相談下さい。