お客様のもとへ御見積書を持ってご説明に上がると、「付帯部ってどこの部分になるの?」と聞かれる事が多いです。
確かに家の細かい名称なんてご存じない方がほとんどだと思います。
しかし、家の細かい部分でもしっかりと家としての役割を果たしております。
そこで今回のコラムでは良く聞かれる付帯部の名称No1である破風板についてご説明したいと思います。
■破風板って何?
破風板とは、屋根瓦の下や屋根内部に吹き込む風や雨水を防止するために、屋根の下の部分を全部覆うようにしてに取り付けられている板のことです。
屋根は上から吹きつける風には比較的強いのですが、横や下から吹き込む風には弱いものです。
下から吹き上げる風には特に大変脆い造りとなっています。
また、防水の面では横殴りの雨にも強くはありません。
破風板は風や雨水の吹き込みを防ぐ役割を果たすものであり、屋根に破風板は不可欠なものとなっています。
それ以外に破風板は防火の役割も果たします。
火災時に窓から上がった炎が屋根裏まで入り込まないように食い止めます。
特に屋根裏に防火材が使用されていない場合などは、これは非常に大事なこととなります。
破風板の材料は木や金属、セラミックなどです。
耐久性と耐火性に優れているのはセラミック製です。
いずれの場合も屋根と同様、年中風雨にさられるため、一定期間ごとに屋根に修理が必要なように、破風板にも塗装が必要となります。
高い場所にあり、非常に危険ですので、塗装は業者に依頼するのがオススメです。
今回のコラムでは破風板についてご説明しました。
どんな箇所でもしっかりとした家の役割をこなしており、風や雨から水の侵入を防いでいます。
その為、外壁や屋根と同様に定期的なメンテナンスが必要となります。
現在、千葉市や文京区を始め、関東圏内を中心にどこへでも伺わせて頂いております。
自宅や店舗のリフォームの相談や点検などお気軽にご相談下さい。