「せっかく外壁塗装をしてもらったのにもう壁の塗膜が剥がれてきた」などといった不満を持っている方はいらっしゃいませんか?
家の壁が劣化してきたために塗装の上塗りを業者に依頼したにも関わらず、またすぐに傷んできてしまった。
さらに業者に連絡しても、保証適用外と言われ、対応してくれなかったという声も少なくありません。
外壁塗装は決して安いものではありませんので、そう何度も業者に依頼するわけにもいきません。
そこで今回は外壁塗装に関する失敗例や注意点について紹介していきます。
■注意点1■
『見積書などの書面をしっかりと見ておくこと』
外壁塗装に関しての失敗例としてよくあるのが、塗装依頼後に不具合が生じたために、業者に保証を依頼しょうとするも、保証の適用外にあるため、無償で修理をしてくれないといったケースです。
保証が付いているといっても、その適用範囲がどこまであるのかで、かなり状況は変わってきます。
保証やアフターサービスに関して、それらを約束するものは塗装の依頼時に受け取った見積書などの書面です。
これが全ての塗装修理の内容とその後のサービスに関しての責任を明確にします。
もし、この書面に書いてあることが曖昧であったり、十分でなかったりすれば、まずもってその業者を信頼できないと思って良いでしょう。
依頼契約を結ぶときには、これらの書面を十分に見てからにすると、こういった問題を未然に防ぐことができます。
■注意点2■
『塗装修理費用の大半は人件費』
外壁塗装を依頼する際、費用として主に人件費や塗料代などがあるのですが、その大半は人件費が占めます。
塗料などの材料の占める割合というのは比較的小さいのです。
塗装修理を依頼して失敗したという例の中に、質の悪い、安い塗料を選んでしまったからというものもあります。
「塗料なんてどれも同じ」と思って、安いものにしたという方もいるかもしれませんが、塗料の原料となる樹脂によってその耐久年数や性質は全く異なるのです。
確かに塗料というのは、その原料の種類によって値段は少なからず異なってきますが、塗装全体の料金で見れば、その差は決して大きくありません。
安い塗料で何度も塗装修理を依頼するよりも、一回の修理代は少々高くても質の良い塗料で修理をして長い間良い状態を保てる方が、経済的なのではないでしょうか。
外壁塗装に関しては、価格と質、そしてアフターサービスなど重視する点はいくつかありますが、長い目で見た場合に最も満足のできる選択をすることが一番大切です。
目先の価格だけでなく、将来的な視点も入れておくと納得のいく塗装修理ができるかと思います。