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東京・千葉・神奈川・埼玉・茨城にお住まいの方へ!恐怖!アスベスト使用の危険性を解説します!

約5分

外壁塗装をご検討中の方は外壁にはアスベストが用いられている可能性があることをご存じでしょうか?

アスベストは厚生労働省が規制をかける前の住宅の外壁では普通に使われていました。

今回のコラムでは、改めてアスベストの危険性、使われているかの確認方法、使われている外壁の対処法をご紹介します。

■アスベストの危険性について

アスベストとは石綿とも呼ばれる天然の細かい繊維状の鉱物で、安価かつ熱、摩擦、酸やアルカリに強い工業材料であったため、様々な製品に使われていました。

しかし、目に見えないほど細く、軽い繊維であるため飛散しやすい特性があり、空気中に浮いている状態だと、呼吸とともに吸い込んでしまいます。

そして、アスベストの繊維は強固で変化しにくいため、肺に入ることで、肺の組織に刺さった状態で抜けなくなり、10年から数10年後に肺がんや悪性中皮腫などの病気を発症させる恐れがあります。

そのような健康被害が発生することから、アスベストの使用は昭和50年から段階的に禁止され、現在は全面禁止予定とされました。

また、外壁に使われているということは経年劣化などの劣化症状によって塗料が剥がれ落ちることで飛散する可能性があるということであり、それはご自身だけでなく近隣の方への迷惑にもなってしまうことがあることを理解しておきましょう。

■アスベストを含んでいるか確認する方法とは?

「アスベストが含まれている住宅にお住まいの方は注意してくださいなどと言われても自分の家の外壁が含んでいるかわからない」という方が多いのではないでしょうか?

そこでアスベストがご自宅の外壁に使われているかを確認する方法を2つご紹介します。

◎建材の製造時期を調べる

1つ目は現在お住まいの住宅に使われている建材の製造時期を調べることです。
平成16年より前の建材はアスベストが含まれている可能性が高いため、ご自宅の建材を調べてその上記の期間に製造されたものであった場合は注意しましょう。
また、窯業サイディング、金属系サイディング、押出成形セメント板、ケイ酸カルシウム板などで、法律で規制される平成2年~16年の間までに生産されたものであれば含有している可能性が高いです。
特に窯業サイディングと金属系サイディングは一般的な建材として多く用いられているため、窯業サイディングと金属系サイディングが使われている住宅にお住まいの方は使用されている疑いを持ちましょう。

◎設計図面を確認する

2つ目は現在お住まいの住宅の設計図面を確認することです。
設計図面には間取りなどの他に使われている建材についても記載されているため、建てられた時期や使われている建材名や品番で含まれているかどうかが分かります。
特に、サイディングの建材について確認し、建材メーカーに対しその建材にアスベストが含まれているか確認しましょう。
設計図面を紛失してしまった方は、建築会社、あるいは不動産会社に連絡をして確認、あるいは再発行してもらいましょう。

■アスベストを除去する方法について

ご自宅の外壁にアスベストが用いられていることが判明した方はその外壁、サイディングを除去するほうが得策です。

そして、その際に建物の解体をせずに除去のみを行うのであれば、アスベスト除去の専門業者に依頼するのが良いでしょう。

アスベストは種類にもよりますが、レベル1、レベル2という飛散性の高いものである場合は専門的な設備や技術が必要となります。

また、解体や増改築を伴わない場合は除去ではなく封じ込めや囲い込みの方が適している場合があり、建物の状況や依頼主様のご要望に対し専門的な知識に基づいて提案をしてくれるため、専門業者に依頼するほうが良いといえます。

除去に併せて建物の解体も希望される方は解体業者に依頼するのが良いでしょう。

解体業者はレベル3に該当する工事であれば自社で行い、レベル1、レベル2の場合であれば専業者に依頼することになりますが、普段から付き合いのある専門業者がいるはずなので効率的に仕事をしてくれます。

しかし、解体もする場合は数百万円単位もかかる可能性があるため、費用をできるだけ抑えたいという方にはオススメできません。

また、アスベストが使われているかどうかの調査や除去工事に対して、多くの自治体が補助金制度を設けていることがあります。

そのため、築年数や使われている建材の種類からアスベストの使用が疑われる場合には、まず地方自治体の環境課や建築課などに相談しましょう。

アスベストが使用されているかどうかや補助金制度についてご不明な点があれば、近くのリフォーム業者や外壁塗装業者がお答えできる範囲でお答えしてくれため、不明点などがある方はぜひ相談してみましょう。

今回のコラムではアスベストの危険性と使用されているか見分ける方法、除去方法についてご紹介しました。

本コラムをとおして、アスベストに関する知識を身につけ、確認できることや対処できることがあれば早急に行いましょう。

また、詳細なアスベストの処分方法やアスベストを処分してくれる業者の紹介などは、いつでもお気軽にクリエイションペイントまでご連絡ください。

現在、千葉市や文京区を始め、関東圏内を中心にどこへでも伺わせて頂いております。
自宅や店舗のリフォームの相談や点検などお気軽にご相談下さい。

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