「最近、家の外壁や屋根が傷んできたから塗装してもらいたい!でも、塗料ってたくさん種類があって何を選べばいいか分からない…」
外壁塗装なんて依頼するのも初めてだし、そもそもどんな業者に頼めばいいか分からないといった方がほとんどなのではないでしょうか?
ましてや素人に塗料選びなど…といった感じですよね。
塗料工事の金額自体決して安いものではないですし、塗料も良いものにするとますます高額になります。
かといって、安価に済ませて、またすぐに傷んでしまうというのも避けたいことでしょう。
そこで今回は塗料を選ぶ際のポイントについてご紹介します。
■“耐久年数”はどれくらい?■
まず、塗料を選ぶ際に重要となる基準が「耐久年数」です。
耐久年数というのは、その塗料がどれくらい持つかということです。
基本的に、塗料の原料となる樹脂の種類によってその耐用年数は異なると言われています。
樹脂によっては、5年にも満たないものや、10年以上の耐久年数のものもあります。
■一番気になる“値段”は■
結局、一番気になるのはその値段ですよね。
値段もまた、耐久年数同様、原料となる樹脂によって異なります。
相場価格は、1缶あたり、一番安いもので5000円程度のものから、一番高いものでは5万円以上するものまであり、モノによるといった感じです。
また、その両者で耐久年数は10年以上変わってくるのです。
これを聞くと、どっちを買えば良いのか、余計に迷ってきますよね。
ここから、塗料の中でも最も人気なものについて解説していきます。
■シェアNo1はシリコン■
数ある塗料の種類の中でも圧倒的にシェアが大きいのがシリコン塗料です。
シリコン塗料が、多く選ばれている理由としては、耐久年数が7~10年と比較的長く、価格も2万円前後とリーズナブルであり、最もコストパフォーマンスが高いことが挙げられます。
塗料を何にすれば良いか迷った際には、シリコン塗料にしておくと失敗は少ないかもしれません。
外壁塗装の塗料について、シリコン塗料のシェアが最も大きいことを説明させて頂きました。
塗料を選ぶ際の軸として、これらは重要なものである一方で、他にも各樹脂の種類によってその性質は異なることなど、選ぶ軸は様々あります。用途に応じて、塗料を選択することも大切です。
今回はそんな考え方の軸の一例を紹介いたしました。
お客様にとって、最適な塗料選びができることを期待しております。