「外壁の汚れが気になるけど、そのままでも別に問題はないし大丈夫でしょ。でも、見た目が悪いから外壁塗装をした方が良いのかな…」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
実は外壁の汚れをそのままにしておくと思わぬ悪影響を受ける場合があります。
■放置による悪影響とは?■
外壁の汚れを放置するとどのような悪影響があるのか見ていきましょう。
①住宅の外観が悪くなり、良い印象を与えない
たとえ家の中が綺麗でも、外観が汚いと清潔感が無くなりますよね。
毎日帰る住宅の外観の変色が激しかったり、コケやカビが多くあると気が滅入ってしまいます。
さらに、家に客人がくるときには、玄関より先に外観を目にするため、最初の印象が悪くなってしまいます。
近隣の住民の気分を下げてしまうだけでなく、思わぬところでも印象を悪くしてしまうことがあるので、注意しましょう。
②外壁の耐久性が下がってしまう
外壁の汚れを放置しておくと、バリアとなる塗膜が劣化してしまうので、建物の寿命が短くなります。
外壁が本来の性能を発揮できなくなってしまうので、汚れを放置しないように気をつけましょう。
■外壁の汚れは塗料のSOSサイン■
外壁の汚れには、空気中のホコリや砂煙、排気ガスなどによる「黒ずんだ汚れ」や、コケやカビによる汚れがあります。
これらの汚れはしっかりと洗浄すれば自力で解決できることが多いですが、汚れによって「外壁の変色」が起こっている場合には注意が必要です。
外壁を保護している塗膜がなくなり、顔料が水で流されてしまうと変色が起こるため、外壁塗装の防水性能が劣化しているということがわかります。
そのため、外壁の汚れに気付いたら早めに洗浄するか、業者に連絡して点検してもらうことをオススメします。
■今後汚れにくい塗装を行おう■
このような汚れによる悪影響を防ぐために、外壁が汚れにくい塗装を行うと良いでしょう。
塗料には、汚れが付着しにくい「防汚性」や、カビの発生を防ぐ「防カビ性」などの性能をもったものがあります。
中でも、「親水性」という性能を持った塗料がオススメです。
外壁に付着した雨水などが薄く広がりやすいという特徴があるので、黒ずんだ汚れを洗い流してくれます。
このように、外壁塗装を工夫して行うことで、汚れにくい外壁にしてみてはいかがでしょうか?
今回は「汚れを放置することによって起こる悪影響」についてご紹介しました。
汚れを放置すると、悪い印象を与えてしまうことや、塗料の耐久性が低下するということが起きてしまいます。
そのため、汚れを見かけたらこまめに洗浄し、今後汚れがあまりつかないような塗料を使って外壁塗装をするのがオススメです。