家の外壁は新築時から雨や風、紫外線によって少しずつ傷んできます。
あらかじめ劣化しにくい頑丈な塗装をしておくのも有効ですが、外壁は必ず劣化してくるものです。
というのは、元々外壁は定期的に塗装しなおす事を前提として工事しているのです。
ある程度の年数が経過すると、素人が見ても明らかに塗装が剥がれたような部分を見つける事があるでしょう。
こういった場合、放置するか修繕を頼むか迷う事が多いのです。
外壁塗装は足場を組むなど大掛かりになれば、それなりに費用が多額になる事も多いからです。
しかし、劣化を見つけても初期だった場合や小さい場合は、塗装まで必要ないこともあるのです。
まずは塗装が必要かどうかを気づいた時に業者に見てもらう事が大事です。
劣化の箇所の修繕だけで済むことも多いのです。
この段階で修繕をしておけば、僅かな費用で本格的に全体を修繕するまで状態を保てる可能性があるのです。
逆に僅かだからと放置すると劣化の状態が深刻となり、狭い個所でも多額の修繕費が必要となる場合があります。
一年に一度は外壁の状態を業者に点検してもらうと早期発見が可能です。
今回のコラムでは定期的な診断が必要な事をご説明させて頂きました。
人間の糖尿病と同じく、普段見えにくい箇所から家は蝕まれていくので、完全に劣化してからでは遅く、改修工事には逆に高額になってしまうパターンが非常に多いです。
その為、普段から5年に1度、10年に1度など定期的に専門家に診てもらう事をオススメしております。