散歩などをしていると、古い家の外壁がボロボロになっている様子をご覧になった事ございますか?
ここまでボロボロになってしまうと通常の塗装工事だけじゃなく、大がかりな下地処理の工事も必要となって来ます。
しかし、この状態は極度の経年劣化だけじゃなく、施工不良でも起こりうる事態です。
そこで今回のコラムでは、何故外壁塗装の剥離が起こるのかをご説明したいと思います。
■塗膜の剥離って?
外壁塗装は経年劣化するものであり、一度塗装を行ったら定期的にメンテナンスを行う必要があります。
では、劣化の原因は一体何なのでしょうか?
今回は外壁塗装が剥がれる原因についてご紹介します。
まず、塗装による塗膜の寿命と言う場合がほとんどですが、業者の施工不良が原因で剥がれてしまうこともあるのです。
風雨にさらされる土地柄でもなく一般的な寿命から考えて早く剥がれてしまった場合は、業者の施工不良を疑うべきです。
この施工不良として最もありがちなのが、下塗りの工程でのミスです。
下塗り材の選択ミスで保護膜を形成できなかったり、下塗り材を適切な量や塗り方で使用していないということが挙げられます。
外壁塗装の際には、建物そのものの下地に下塗り材を塗ります。
この下塗りが適切に行われていないと、下塗りの部分から劣化が始まり塗装部分にも悪影響を及ぼしてしまうのです。
まともな業者であれば、下塗りの工程に十分な時間と手間を掛けますが、見えない部分であるために手を抜いてしまう粗悪な業者も存在します。
また、下塗りをする前に下地補修などをしっかり行っていないと、適切な下塗りが出来ません。
見積もり段階で、どのような工程があるのかも含め、しっかりと確かめることが大切です。
今回は外壁塗装の剥離についてご説明しました。
このように外壁塗装の塗膜剥離は、経年劣化はもちろんの事、手抜き工事によってももたらされるモノなのです。
だからこそ、業者選びにはしっかりとした実績や評判の良い業者を選ぶことをオススメします。
現在、千葉市や文京区を始め、関東圏内を中心にどこへでも伺わせて頂いております。
自宅や店舗のリフォームの相談や点検などお気軽にご相談下さい。