外壁塗装に用いられる塗料の種類が多すぎて、どの塗料を選べばよいか分からないという方はいらっしゃいませんか?
塗料の数が多いのはもちろん、外壁塗装はそれほど頻繁に行うことではないので、精通している方は多くないでしょう。
そこで今回はご自身の希望にあった塗料を選べるように、塗料の選び方についてデザイン性、機能性、耐用年数の3つに分けて紹介していきます。
■デザイン性
デザイン性については好みの問題なので今回は割愛しますが、注意点としてはサンプルで見ていた色と仕上がりの色が違うということがあります。
具体的には塗装面積の大きさや光の加減、昼と夜などの時間によっても見え方が変わります。
これらを考慮して、様々なサンプルを見ながら決めることをオススメします。
■機能性
塗料の持つ性能には、遮熱性・断熱性・耐候性・防音性・親水性・防藻・防カビ性などがあります。
分かりにくいものをいくつか取り上げて説明していきます。
まず、遮熱性と断熱性は別の性質です。
遮熱性は赤外線をはじくことで、家の中の温度が上がらないようにする性質のことを言います。
一方で、断熱性は外気と家の中の空気との関係を断つことで夏は涼しく冬は暖かくする性質です。
耐候性とは、紫外線に強い性質のことを指します。
外壁を傷ませる原因である紫外線に強いということは塗料の耐用年数が長いことを示します。
親水性は水になじみやすい性質を指します。
水になじみやすいと、雨が降るタイミングで外壁についていた汚れが流れやすくなります。
■耐用年数
最近よく使われている塗料としては4種類あげられます。
耐用年数が長い順に並べますと、以下のようになります。
ウレタン:5~8年
シリコン:8~12年
フッ素:15~20年
無機:20~25年
耐用年数の長い塗料ほど価格は高くなる傾向にありますが、長期的に見れば費用が安くすむということもあります。
その理由は塗装の度に、塗料などの材料費以外に人件費や足場代などの追加費用がかかるためです。
ただ、一概に耐用年数の長い塗料が良いというわけではありません。
例えば、この先リフォームや引っ越しなどを考えている場合は、その期間に見合った塗料を選ぶことをオススメします。
塗料の種類がこれほどまでに多いのは以上のような様々な特徴があるためでしょう。
自分が将来的にどういう家に住みたいのかをイメージすることが一番、塗料選びを楽にします。
塗料選びの基準の中では機能性や耐用年数など実用性を重視して選ぶことをオススメします。
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