「外壁塗装を依頼しようと思っているが、工事中の臭いが心配だ」
「塗装工事で発生する臭いにはどのように対策すればいいのだろう?」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
外壁の劣化状況をご覧になって塗装を依頼しに来られる方の中には、工事中の臭いに関して不安に感じる方は少なくありません。
今回のコラムでは外壁塗装で発生する臭い、そして対策法に関して説明していきます。
■臭いの原因は何?
塗料というのは樹脂や顔料を溶剤で溶かして液体にし、塗布しやすいように作られています。
この溶剤に使われるシンナー等の有機溶剤が臭いの原因となっているのです。
そのため塗料を壁に塗布する際、塗料が乾燥するまで臭いが広がってしまいます。
乾燥してしまえば臭いは無くなりますが、乾燥までの数時間はどうしても、所謂シンナー臭さが残ってしまいます。
■塗料が及ぼす健康被害
塗料には人体に有害な化学物質が含まれているため、管理を誤れば人体に被害が及んでしまいます。
外壁塗装や屋根塗装といった住宅塗装工事の際は業者が責任を持って管理していますので、ご安心ください。
■水性塗料
最近では、揮発性有機化合物の含有量が少ない塗料も開発されており、有機溶剤があまり含まれない水性塗料も普及してきました。
臭いが心配という方は業者に「水性塗料を選びたい」ということを伝えてみてはいかがでしょうか?
臭いの少ない塗料を業者と相談した上で選ぶことをオススメします。
■家を空ける
外壁塗装を行っている間外出するということも臭い対策の一つと言えます。
塗装中は臭いに関して業者側も気をつけているものの、やはり気になられる方が多く、中には工事中は外出される方も少なくありません。
換気をしようにも工事期間中はサッシ廻りなど開口部は養生が貼られているので、換気は出来ません。
なので、工事を行っている日中に家にいなければ、臭いの心配をせずに過ごすことが可能です。
他にも塗装期間中は外泊したり、実家に帰られたりするお客様もいらっしゃいます。
■信頼できる業者と相談
塗装工事において業者選びは非常に重要です。
臭いのことだけでなく、その他のことも信頼して相談できる業者を選ぶべきと言えます。
今回は外壁塗装の工事中に発生する臭い、そして臭いへの対策にはどういったものがあるのかを説明させて頂きました。
塗装工事はどの住宅にも必要になってくるものですが、依頼の前には様々なことで不安を感じる方も多くいらっしゃいますので、是非事前にどのような事でもご相談ください。