
外壁塗料は大きく分けてフッ素とシリコンの塗料がありますが、実際に外壁塗装を依頼するとなるとどちらの塗料を選べば良いのか疑問に感じると思います。
そこで今回は2つの塗料の違いについてご紹介していきます。
■シリコン塗料とフッ素塗料の違い■

外壁塗装の塗料の種類にはいくつかの種類がありますが通常のレベルではシリコン塗料が多く使用されております。
シリコン塗料以外に高性能塗料の代表でフッ素、光触媒、断熱塗料、無機、クリヤーコーティングなどがございますが、ここではフッ素塗料についてご説明いたします。
☆フッ素塗料☆
フッ素塗料の特徴としては、耐久性が飛びぬけて高いことがあげられます。
耐用年数は15年~20年であり、そのために「究極の塗料」と言われることも。
ただし、汚れが付着しやすい欠点が多少あります(すぐに水洗いで落とせます)
価格は品質に比例して高額で、単価でシリコン系塗料の3倍程度します。
☆シリコン系塗料☆
一方、シリコン系塗料の特徴は防汚性能が非常に高いことです。
一般には、外壁の最高級塗料であるフッ素よりも防汚性は高いと言われています。
ほとんどがガラス質の反応硬化塗料のため、塗装表面が硬く綺麗になるからです。
耐用年数は、10年~15年程度が目安です。
アクリル・ウレタンが4年から8年程度の寿命といわれているのに対して、1.5倍程度長持ちします。
10年のスパンで考えている方、また外観を美しくしかも寿命の長い塗料を使いたい方にオススメです。
品質に比較して価格が手ごろなのが特徴なので、施工全体ではフッ素系の7割程度の価格となります。
《例》
外壁のみの塗装工事を30坪で計算した場合、開口部分を差し引いても130㎡から160㎡。
この上記の㎡数を前提に考えて、シリコン塗料で施工する場合とフッ素塗料で施工する場合では塗料代金は約20~30万円前後の差額が発生します。
しかし、外壁塗装でシリコンとフッ素で施工した場合耐用年数が5年以上変わってきます。

これらのポイントを総合的に加味しながら塗料を選んでみてはいかがでしょうか?
塗料についてのご質問だけでもお受けしておりますので、いつでもお気軽にお問い合わせください。