住宅塗装を検討している方の中には、住宅塗装にかかる期間がどのくらいなのか知りたいという方が多くいらっしゃるでしょう。
実際に、住宅塗装にかかる期間を把握しておかないと、「こんなに時間かかるの?」と予想外の事態になる場合もあるので、あらかじめ知っておくべきです。
そこで今回は「住宅塗装にかかる期間」についてご紹介していきます!
【住宅塗装の塗装にかかる期間の一例】
住宅塗装にかかる期間は戸建住宅か集合住宅かによって変わって来るのですが、今回は戸建住宅に絞ってご紹介します。
戸建住宅の場合だと、だいたい10日~20日程度かかります。この数字を見て、予想していた期間よりも長いと感じる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、住宅塗装は天候によって大きく左右されるので、このくらいの期間かかると認識して頂けた方が安心かと思います。
それでは、住宅塗装にはどういった工程がかかってくるのかについてご紹介していきます。
まず、必要な工程は「足場の組み立て」です。
期間は1日程度かかります。業者によっては簡易な足場にするところもあるようですが、簡易な足場では安定しないため、塗りが粗くなってしまう可能性があり、しっかりとした塗装ができないのでオススメはしません。
また、簡易な足場は強風によって崩れる可能性もあり、足場の鉄骨で外壁を余計に傷つける場合もあります。職人の安全のため、丁寧な塗りをしてお客様に満足していただくためにも足場の組み立てはしっかりと行うべきです。
次に高圧洗浄をします。期間はおよそ1日。高圧洗浄をしっかりと行うことで住宅全体の汚れが落ち、仕上がりも丁寧になります。
高圧洗浄の後は補修をします。屋根や外壁には細かい破損個所だったり、屋根の板金部分がサビていたりなど近くで見ないと分からない部分が沢山あります。そこを補修する事によって安心してお住まいになれる塗装を行います。
補修後は養生を行います。工事で出る汚れが部屋の中に入ったり、窓についたりしないように養生をしてカバーします。
ここまでの作業が終わると塗装に入ります。
屋根、外壁、付帯部など下塗りから始まり、中塗り→上塗り、といった作業を各工程半日~1日かけて行います。
これらの施工が終わると、張っていた養生を剥がします。この作業に必要な時間はおよそ半日です。養生を剥がし終わった後、不備がないかを確認する検査や、細かい箇所の修正をします。
不備がなかった場合は足場を解体して施工完了です。
雨が降らなかったら、目安の10日~20日よりも早く終わるかもしれません。
しかし、ほとんどの場合、作業ができない日が出てくるので、そこを含めると10日~20日かかると思っておきましょう。
以上のように、住宅塗装に必要な期間はおよそ10日から20日になります。
今回ご紹介させて頂いた期間はあくまで一例になります。
住宅の大小や住宅の劣化状況による補修などの条件で、施工期間も大きく変わってきます。
また、住宅塗装は雨が降るとどうしても現場が止まってしまう為、梅雨の時期以外に依頼すると良いかと思います。
工事期間だけでも詳しく知りたい方は、電話やメールでも是非お気軽にご連絡ください。